最近は極力足元をシンプルに、できるだけ装置の数を減らす方向で邁進しているわけなんですけれど、昨夜また出番がありまして、写真はその時のセットです。
このところずっと歪は Wampler の Triple Wreck を使ってたんですけれど、先月ぐらいから「なんか違うな?」と思い始め、他にはハイゲイン系ディストーションを持ってないので、どうしようか色々思案しておったわけなんですけれど、ふと「あ、 M5 があるやん、LINE6 の」と思い出しまして、これなら歪み系も色々入ってるし、ナチュラル系のオーバードライブ系から激歪みまで、さまざまな要求に答えてくれます。特に激歪系はモデリング系の得意とするところだし、「ああ、これ使ったらええやん」ということで、M5 は歪み担当でボードに復帰。チューナーも M5 内蔵のもので賄う。ちょっと見にくいけれども。
あとは空間系なんですけれど、基本的にはリバーブ繋いでちょっとうっすらとかけるぐらいでいいのですけども、途中でディレイを深くかける場面があって、その為だけにディレイが必要だということで、つまり必要なものはディレイとリバーブ。でもそれだと歪み入れると3台になっちゃう。M5 は大きいのに、3台も並べると場所取ってしょうがない。
じゃあいっそのこと全部入りのマルチエフェクターを導入するか、と一瞬検討したんですけれども、歪と空間系は別個にしたい。なんかその方が色々と扱いやすい気がして、マルチで全部補うのは却下。となると、もうあとはマルチを空間専用として使うか、空間用に特化したマルチを使うか、ということなんですけれど、前者の場合、やっぱりどうしてもサイズが大きくなりそうだし、後者の方法を選んだ場合、そんなに選択肢無いし、真っ先に思い浮かんだのが写真に写っている ZOOM の MULTI STOMP、MS-70CDR だったわけなんですね。
で、もう出番まであまり日にちが無くて、というか2日前だったので、仕事で出かけたついでに楽器屋さんに寄って「これ包んで」という男前ぶりを発揮し、溜まっていたポイントを全て放出、お安く仕入れてまいりました。
以前、同じ MULTI STOMP シリーズの MS-50G を所有しておりまして、操作方法もほぼ同じですので、マニュアルをサラッと流し読みして記憶を取り戻し、早速本番にて使用してまいりました。
もうね、なんの不満も無い。 M5 は歪みだけでも沢山入ってるし、MS-70CDR はディレイだけでも「こんなに沢山どうするねん」ぐらい入ってるし、しかもそれらを複数台並べて使えるなんて(というかそれが一般的でありますが)非常に満足。ちっこいしね。
というわけで、すっかり全部デジタル化しておりますけれど、なんかね、僕はこれが合ってるのかもしれない。なんて今思っておりますけれど、数ヶ月したらまた全く違うことを言ってる可能性もあるわけで、そういう意味では、何年、何十年と同じスタイルで貫き通している人は本当にすごい。ブレないって凄い。尊敬に値する。けれどもそうなりたいかどうかというと、それはまた別の話。色々好きになれる自分が好き。
というわけで、今月にまた次の出番がもう1回。
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