もうこんなん出されたら買わずにはおれん、おれんのよ。
Pitchstrap – STRAP TUNER | KORG (Japan)
ストラップに取り付けてチューニングするなんて、そんな発想全くなかった。
製品サイトから引用
世界初のストラップ装着チューナー」高彩度かつ多彩な表示と豊富な機能をそのままに、洗練されたデザインと高級感のある3色展開は楽器の存在感を損なわず、スタイリングのアクセントにも。
そんなもん今までなかったし、そらもう世界初でしょ。ただ、スタイリングのアクセントになるかどうか、そこはどうだろう。うっすらとネクタイピンの装いを感じなくもない。
PST-1は世界初!ストラップからギター、ベースのピッチを感知するチューナーです。 洗練されたデザインとステンレススティールによる外装はストラップや楽器と自然に馴染みながらエレガントさを演出し、視認性の良いディスプレイ部はプレイヤーに心地よさをもたらします。 ギターやベース本体に直接触れず、楽器を美しく支えるチューナーです。
なんかスタイリングやエレガントさを推してこられますが、それはまあいいとして、肝心なのは使用感。音程を感知する感度だろう。早速装着して試してみた。
素晴らしい。弦を弾くとすぐ表示される。なんのストレスもない。もっとも、ストラップがたるんでいると反応しないので、ちゃんとストラップにギターの荷重がかかった状態にしないとだめ。
電源スイッチは、本体表面の右側部分を長押し。切るときは長押しせずとも押すとすぐ切れる。表示方法は、上記動画での表示と、LEDが流れるストロボモード、低音弦から順に合わせていくモードの3種類。ベースにも対応。切り替えは左端を長押ししたりなんやかんやして切り替える。
ただひとつ残念だな、と思ったのは、充電用のUSBがタイプCではなくてタイプBなところ。Bにするメリットはなんだろうか。サイズに影響するのかな。この大きさにするにはタイプBにしないといけないとかなんかそんなとこだろうか。
しかしまあこれは良い。非常に良い。機能だけを考えると、従来のヘッド等に挟んで使うクリップチューナーでも十分良いのではあるけれども、僕は見た目があまり好きではない。特に、ギターを持って人前に出る場合、クリップチューナーはできるだけ付けたくない。クリップチューナーを装着して人前に出てもいいのは、ジャズ系のベーシストだけ、みたいな勝手な個人的感想があって、ましてや歪んだ音でギャーん!みたいな演奏するのに、クリップチューナーはいただけない。しかしこの Pitchstrap ならほとんど目立たないし、当然ながらギターのヘッドにはなにも装着しないので、見た目が大変良い。
ああそうか、結局エレガントなスタイリングとはこのことなのかどうなのか。