仕様なんですけれど、

オール・ディスクリート回路

ディスクリートってなんやねん?って言う話しですけれど、IC を使わずに、部品がズラーッと並んだアレのことなんですってね。部品って、コンデンサとか抵抗とかトランジスタとか、なんかそんなんです。

トゥルー・バイパス

みなさん「トゥ」ってどうやって入力してます?ローマ字入力の場合。「TWU」ですよ!

ダイキャストボディ

一見プラスチックっぽいですがアルミ製。ちなみに「ディ」は「DHI」です。

ここまでが共通仕様。これらのうち、ファズを除く歪み系3種類は真空管入り。ECC83 / 12AX7。そしてディレイは BBD 使ったアナログ・ディレイであります。

それでですね、ファズなんですけれど、オクターブファズなんですね、オクターブファズといっても、オクターブ上がちょろっと出てローがごっそり無くなる感じのあれじゃなくて、1オクターブ下と、2オクターブ下も出すんですよこれが!しかも全部同時に出る!

大きな製品写真を見ると、コントロール系がよくわかるんですけれど、

p5
※すいません、画像頂きました。

しかしながら、製品の説明文読みながら画像見ても、どうもよくわからないわけです。

現在では入手困難なゲルマニウム・ダイオードの特性に近いスペシャル・ダイオードを厳選。ヴィンテージ・テイスト溢れるオクターブ・ファズです。1オクターブ上に加え、2オクターブ下までカバーしました。また、3種類のオクターブ設定ができ、+1オクターブ、-1/-2オクターブ、そして上下すべてのオクターブをミックスさせ、厚みのあるヴィンテージ・ファズ・サウンドを鳴らすことが可能です。さらに、+1オクターブ用にトーン・コントロール、 -2オクターブ用に ボリューム・コントロールを搭載しました。Trike Fuzzは、上オクターブと下オクターブの回路を並列/直列で動作させ、最後に組み合わせる構成になっているため、既存のオクターブ・ファズでは成し得ない多彩なサウンド・メイクを可能にしました。

+1オクターブ用にトーン・コントロール、 -2オクターブ用に ボリューム・コントロールを搭載

これはよくわかります。見たままですね。そのもののツマミがあるので一目瞭然です。しかしその前に書いてあるこれ、

3種類のオクターブ設定ができ、+1オクターブ、-1/-2オクターブ、そして上下すべてのオクターブをミックスさせ、

ここがよくわからない。トグルスイッチが1つ付いてますけれど、左、真ん中、右の3通りのスイッチだと思いますけれど、あ、そうか、右は「+」って書いてるので、+1オクターブ、左は「-」って書いてるので、-1/-2オクターブ、ほんで中央は、それら全部ってことなんでしょうか。それでいいのでしょうか。というか、他にツマミ類が無いので、それしかいない。ないな。

ああそうか、これ書いててだんだんわかってきたぞ、-1オクターブだけ出したい時は、左に倒して -2 VOL を絞ればいいのか。ああそういうことか。なるほど理解した。

ほんでこれらは ACアダプターと電池でも動くのですけれど、電池はなんと単3型6本。なかなか珍しいです。

で、真空管だのディスクリートだのアルミダイキャストだったりするので、見た目のチープさとは裏腹に、そう、僕の第一印象では、見た目はチープですね。そしてあまりかっこよくない。色使いがアレなのか、形がナニなのか。でも斜めから見るとそうでもない印象。照明の加減で陰影が出るからかな?

えーと、ああそうそう、その見た目のチープさとは裏腹に、お値段はそこそこです。

でも決して高くない。いや、むしろ安い。この仕様でこれなら全然高くないな。とりあえずね、ファズ欲しいファズが。

VOX(KORG)は、発表から発売までが短いから、悶々としなくていい。しかしディレイだけ「10日発売」になってるけど、8月10日なんだろうか?

投稿者 sakutarou

「VOX の新しいエフェクター Tone Garage : Summer NAMM 2013」に9件のコメントがあります
    1. えじ様
      なんかステキなものだと思いますよ!

      えー、いや、あの、、、

      綺麗に着色されてるのが透けて液体みたいに見えるんでしょうねー。確かに液体っぽく見えますね。

  1. あのディレイの発売は10月に見えます
    ええ、少々お酒が入ってるので自信はないんですけど

    1. ぐい樽さま

      えーとなになに、10日、あれ?
      ああ!
      ヒィ〜っ!

      飲んでるのは僕みたいです・・・・・・・

  2. 英語版のサイトにはマニュアル上がってますね。(http://www.voxamps.com/support/manuals/)
    滅茶苦茶、分かりにくいマニュアルなので、一読しただけではよくわかりませんがw、3wayスイッチということだけは確かなようです。

  3. よく読みなおしたら、分かりました。左の(-)は-1と-2、真ん中は全部(-1,-2,+1)、右の(+)は+1のみ ですね。
    +1と-1のボリュームは自動(?)、-2Volは-2専用、+1Toneは+1専用のトーン、ということでしょうね(多分)。

    1. asadenさま
      ですよね?そうですよね。
      すなおにツマミ3個並べて、それぞれ -2,-1,+1 用のボリュームにせずに、このようなちょっとややこしい感じの操作にしたのはどういう主旨なのか気になります。

      1. +1と-1のボリュームをどうやってコントロールするのか? なんとも謎なスイッチ配列ですよね。

        それにしても、ちょっと試したいけどなんとも微妙な値段。
        売れ残って、叩き売られる予感がビシビシするのは、アッシだけでしょうか?w

        1. +1と-1に関しては、一般的なアッパーオクターブファズのアッパー部分のように、出っ放しなんでしょうね。というか通常のオクターバーじゃなくて、あくまでもファズなので、あんまりその辺の細かいコントロールはする必要なし、的な感じでしょうね。早く動画見たい。

          叩き売り…確かにあり得ます。しかしまあ値崩れするとしても、まだ当分先でしょうから、そこまで待てないのであります!

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